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2026.01.10 06:58

〔米株式〕ダウ最高値、237ドル高=ナスダックも上昇(9日)

 【ニューヨーク時事】週末9日のニューヨーク株式相場は、米雇用統計を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和方針を維持するとの見方が広がる中、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比237.96ドル高の4万9504.07ドルと史上最高値を更新して終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は191.33ポイント高の2万3671.35で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9196万株減の11億5010万株。

 米労働省が朝方発表した2025年12月の雇用統計によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比5万人増となり、市場予想(6万人増)をやや下回った。一方で、失業率は4.4%と前月(4.5%=改定)から0.1ポイント改善した。

 雇用統計を受けて、市場関係者は足元の雇用情勢は急激には悪化しておらず、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きが決定されるとの見方を強めた。ただ、労働市場の緩やかな減速兆候が統計で確認されており、日系証券筋は「年内2回程度利下げが行われるとの見方は維持されている」と語った。

 一方で、複数の米メディアは9日、米連邦最高裁が、米政権による貿易相手国・地域を対象とした「相互関税」に関する訴訟の判断を同日には示さないと報じた。この報を受けてダウ平均などは一時マイナス圏に沈んだが、その後値を戻した。

 ダウ平均構成銘柄を見ると、ホーム・デポは4.2%高、シャーウィン・ウィリアムズは3.6%高と上昇率上位。トランプ米大統領は8日、住宅コスト抑制を目的に、2000億ドル相当の住宅ローン担保証券(MBS)の購入を指示していると明かしていた。ボーイングは3.1%高、シェブロンは1.8%高だった。

 一方でアメリカン・エキスプレスは1.9%安、アムジェンは1.2%安、ユナイテッドヘルス・グループは0.8%安だった。

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