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2026.05.29 23:16

〔米株式〕ダウ続伸、165ドル高=ナスダックも最高値更新(29日午前)

 【ニューヨーク時事】週末29日午前のニューヨーク株式相場は、米国とイランの停戦延長への期待が高まる中、続伸している。午前10時現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比165.43ドル高の5万0834.40ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が170.11ポイント高の2万7087.58。ダウ、ナスダックともに一時取引時間中の最高値を更新した。

 米当局者は28日、米イランの60日間の停戦延長などを盛り込んだ覚書を巡り、双方の交渉担当者が「暫定合意」に達したと明らかにした。トランプ大統領の承認を待っている状態だという。一方、イラン側は覚書の草案は「確定していない」との認識を示しており、依然として先行き不透明感は強いが、人工知能(AI)需要の拡大を背景とした企業業績の力強い伸びなどを追い風に、投資家が重視するS&P500種を含め主要な米株価指数は連日最高値を更新している。

 しかし、28日に発表された4月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、総合、コアともに前年同月比の上昇率が約3年ぶりの高水準を記録。インフレ抑制に向け、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに動くとの警戒感も根強く、この日はポールソン・フィラデルフィア連銀総裁、デーリー・サンフランシスコ連銀総裁らFRB高官の講演にも注目が集まっている。

 個別銘柄を見ると、IBMが8.1%高、セールスフォースが5.5%高、マイクロソフトが3.2%高と買われ、ハイテク企業がダウ平均を押し上げている。また、27年1月期通期の売上高・1株利益見通しを上方修正したデル・テクノロジーズは31.6%高と急騰。

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