〔米株式〕ダウ3日ぶり反発、443ドル高=堅調な米雇用統計で(6日)
【ニューヨーク時事】週末6日のニューヨーク株式相場は、米労働市場の底堅さを示す雇用統計を背景に、3日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比443.13ドル高の4万2762.87ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は231.50ポイント高の1万9529.95で引けた。
投資家が重視するS&P500種株価指数は、2月下旬以来、約3カ月半ぶりに6000の節目を回復した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2466万株減の9億3785万株。
米労働省が朝方発表した5月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数は前月比13万9000人増と、市場予想と同程度だった。安心感からITや金融など幅広い銘柄が買われた。前日にトランプ米大統領と実業家イーロン・マスク氏の対立を受け急落した米電気自動車(EV)大手テスラは大幅反発した。
一方、前日に四半期決算を発表した米半導体大手ブロードコムが、フリーキャッシュフローが投資家の期待に届かなかったことで大きく下落。カナダのスポーツウエア大手ルルレモン・アスレティカも決算発表で業績見通しを下方修正し、急落した。
ダウ平均の構成銘柄では、セールスフォースが2.8%高、アマゾン・ドット・コムが2.7%高、ユナイテッドヘルス・グループが2.5%高、シェブロンが2.4%高、シスコシステムズとアメリカン・エキスプレスがいずれも2.2%高。ホーム・デポとマクドナルド、スリーエム、ウォルマートはそれぞれ0.5%安。
過去7日間の記事
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- 2025.06.06 23:12
- 〔米株式〕NYダウ大幅反発、一時600ドル高=ナスダックも高い(6日午前)
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【ニューヨーク時事】週末6日午前のニューヨーク株式市場は、米就業者数の増加幅が市場予想を上回ったことを好感した買いに、大幅反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比で一時600ドルを超えた。ダウ平均は午前10時現在、前日終値比557.42ドル高の4万2877.16ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は259.90ポイント高の1万9558.35。
米労働省が6日発表した5月の雇用統計によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比13万9000人増だった。伸びは4月(14万7000人増、改定)から小幅に鈍化したものの、市場予想(13万人増)を上回った。失業率は4.2%と横ばいだった。市場が懸念していたほど米雇用の減速が見られなかったことで買い安心感が広がった。週内に発表された米民間雇用サービス会社ADPの5月全米雇用報告や、米労働省の新規失業保険申請件数が低迷し、市場では米雇用情勢の先行きに懸念が強まっていた。
個別銘柄では、アメリカン・エキスプレスやビザ、ゴールドマン・サックスのほか、エヌビディア、キャタピラーに買いが入る一方、ウォルマートやナイキ、マクドナルドなどが伸び悩んでいる。ダウ30種構成銘柄以外では、前日急落したテスラに安値を狙った買い戻しが入っている。
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- 2025.06.06 22:43
- 〔米株式〕NYダウ反発、一時520ドル超高=ナスダックも高い(6日朝)
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【ニューヨーク時事】週末6日のニューヨーク株式相場は、米就業者数の増加幅が市場予想を上回ったことを好感した買いに、反発して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均の前日終値比の上げ幅は一時520ドルを超えた。ダウ平均は午前9時35分現在、521.81ドル高の4万2841.55ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は252.58ポイント高の1万9551.03。
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- 2025.06.06 15:51
- 〔東京株式〕反発=米中摩擦緩和を期待(6日)
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【プライム】日経平均株価の終値は前日比187円12銭高の3万7741円61銭、東証株価指数(TOPIX)は12.86ポイント高の2769.33と、ともに反発した。米中貿易摩擦の緩和期待から買いが優勢となり、日経平均は押し上げられた。しかし上げ幅は限られ、売買代金も伸び悩んだ
53%の銘柄が値上がりし、44%が値下がりした。出来高は14億6413万株、売買代金は3兆6054億円。
業種別株価指数(33業種)は、鉄鋼、建設業、機械、倉庫・運輸関連業などが上昇。水産・農林業、ガラス・土石製品などが下落した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高は4億7426万株。
【グロース】グロース250指数とグロースCoreはともに続落。
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- 2025.06.06 13:51
- 〔東京株式〕小動き=米雇用統計控え様子見(6日後場中盤)
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(13時40分)日経平均株価は小動き。米中貿易摩擦の緩和期待を織り込んだ買いは一巡し、「引け後の米雇用統計発表に向けて様子見姿勢が続いている」(国内運用会社)という。売買代金上位には、防衛関連や最近人気となっているサンリオ〈8136〉が並んでおり、個別物色が中心となっている。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比162円36銭高の3万7716円85銭で始まった。新規の材料に欠けており、日経平均は3万7700円を挟んだ比較的狭いレンジ内でもみ合っている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比176円18銭高の3万7730円67銭、東証株価指数(TOPIX)は15.34ポイント高の2771.81で、ともに上昇した。米中両首脳による電話会談を受けて両国の貿易摩擦の緩和が期待され、東京市場では買いが優勢となった。自動車株や半導体関連株の一角など、輸出関連銘柄に買いが入り、相場全体が押し上げられた。
66%の銘柄が値上がりし、29%が値下がりした。出来高は7億0979万株、売買代金は1兆8081億円。
業種別株価指数は33業種すべて上昇。証券・商品先物取引業、金属製品、機械などの上昇率が高かった。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高は2億7783万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続落。(了)
(10時05分)日経平均株価はプラス圏で推移するなど、しっかり。「米中の通商政策を巡る協議の進展期待から、為替相場がドル高・円安に振れており、日本株も上昇している」(大手証券)という。
(寄り付き)日経平均株価は前日比35円95銭高の3万7590円44銭と小幅に値上がりして始まった。決め手を欠き、売り買いが交錯している。
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- 2025.06.06 12:40
- 〔東京株式〕もみ合い=新規材料欠く(6日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比162円36銭高の3万7716円85銭で始まった。新規の材料に欠けており、日経平均は3万7700円を挟んだ比較的狭いレンジ内でもみ合っている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比176円18銭高の3万7730円67銭、東証株価指数(TOPIX)は15.34ポイント高の2771.81で、ともに上昇した。米中両首脳による電話会談を受けて両国の貿易摩擦の緩和が期待され、東京市場では買いが優勢となった。自動車株や半導体関連株の一角など、輸出関連銘柄に買いが入り、相場全体が押し上げられた。
66%の銘柄が値上がりし、29%が値下がりした。出来高は7億0979万株、売買代金は1兆8081億円。
業種別株価指数は33業種すべて上昇。証券・商品先物取引業、金属製品、機械などの上昇率が高かった。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高は2億7783万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続落。(了)
(10時05分)日経平均株価はプラス圏で推移するなど、しっかり。「米中の通商政策を巡る協議の進展期待から、為替相場がドル高・円安に振れており、日本株も上昇している」(大手証券)という。
(寄り付き)日経平均株価は前日比35円95銭高の3万7590円44銭と小幅に値上がりして始まった。決め手を欠き、売り買いが交錯している。
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- 2025.06.06 11:56
- 〔東京株式〕上昇=米中摩擦緩和期待で(6日前場)
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(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比176円18銭高の3万7730円67銭、東証株価指数(TOPIX)は15.34ポイント高の2771.81で、ともに上昇した。米中両首脳による電話会談を受けて両国の貿易摩擦の緩和が期待され、東京市場では買いが優勢となった。自動車株や半導体関連株の一角など、輸出関連銘柄に買いが入り、相場全体が押し上げられた。
66%の銘柄が値上がりし、29%が値下がりした。出来高は7億0979万株、売買代金は1兆8081億円。
業種別株価指数は33業種すべて上昇。証券・商品先物取引業、金属製品、機械などの上昇率が高かった。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高は2億7783万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続落。(了)
(10時05分)日経平均株価はプラス圏で推移するなど、しっかり。「米中の通商政策を巡る協議の進展期待から、為替相場がドル高・円安に振れており、日本株も上昇している」(大手証券)という。
(寄り付き)日経平均株価は前日比35円95銭高の3万7590円44銭と小幅に値上がりして始まった。決め手を欠き、売り買いが交錯している。
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- 2025.06.06 10:17
- 〔東京株式〕しっかり=円安進行で(6日前場中盤)
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(10時05分)日経平均株価はプラス圏で推移するなど、しっかり。「米中の通商政策を巡る協議の進展期待から、為替相場がドル高・円安に振れており、日本株も上昇している」(大手証券)という。
(寄り付き)日経平均株価は前日比35円95銭高の3万7590円44銭と小幅に値上がりして始まった。決め手を欠き、売り買いが交錯している。
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- 2025.06.06 09:10
- 〔東京株式〕小幅高スタート=売り買い交錯(6日前場寄り付き)
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(寄り付き)日経平均株価は前日比35円95銭高の3万7590円44銭と小幅に値上がりして始まった。決め手を欠き、売り買いが交錯している。
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- 2025.06.06 05:37
- 〔米株式〕ダウ続落、108ドル安=雇用統計控え様子見(5日)
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【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク株式相場は、米雇用統計の発表を翌日に控えて様子見姿勢が漂う中、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比108.00ドル安の4万2319.74ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は162.04ポイント安の1万9298.45で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3034万株増の10億6251万株。
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席はこの日、電話会談し、貿易政策などについて協議した。トランプ氏は終了後、SNSに「非常に前向きな結論に至った」と投稿。米中貿易摩擦が緩和に向かうとの期待感が広がり、ダウはプラス圏に浮上する場面もあった。
ただ、米政権の高関税政策で雇用減速が避けられないとの警戒感も依然として根強く、5月の雇用統計の内容を見極めたいとの思惑から売り買いが交錯。取引終盤にダウは再びマイナス圏に沈んだ。
実業家イーロン・マスク氏が率いる電気自動車(EV)大手テスラは14%超安と急落した。トランプ氏は、大型減税関連法案に批判を強めるマスク氏について「非常に失望した」と発言。同社などを政府調達から外す考えを示唆したことで売り込まれた。
ダウ構成銘柄は、世界で従業員7000人を削減すると発表したプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が1.9%安、ウォルマートが1.4%安、エヌビディアが1.4%安。ゴールドマン・サックスは1.1%高、アマゾン・ドット・コムは0.3%高、マイクロソフトは0.8%高だった。
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- 2025.06.06 05:09
- 〔米株式〕ダウ続落、108ドル安(5日)
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【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク株式相場は、翌日に米雇用統計発表を控えて様子見姿勢が漂う中、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比108.00ドル安の4万2319.74ドル(暫定値)で終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は162.04ポイント安の1万9298.45で引けた。
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- 2025.06.06 02:54
- 〔米株式〕NYダウ上伸に転じる、110ドル高(5日午後1時40分)
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【ニューヨーク時事】5日午後のニューヨーク株式相場は、米中首脳による電話会談が開かれたことを受け、両国間の貿易摩擦に対する過度の懸念が後退し、プラスに転じている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午後1時40分現在、前日終値比110.04ドル高の4万2537.78ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は20.94ポイント高の1万9481.43。
中国の習近平国家主席とトランプ米大統領は5日、電話会談を行った。第2次トランプ政権発足後初めてとなった会談は約1時間半行われ、交渉が停滞している貿易問題について議論。閣僚級の会合を近く開くことで一致したという。トランプ氏は会談後、SNSへの投稿で「非常に前向きな結論に至った」と発言。対立を深めるレアアース(希土類)の輸出規制に関しては「問題は解消される」との見方を示した。「習氏が妻と私を中国に招待した」ことも明らかにした。米中の貿易戦争を巡る警戒感が幾分和らぎ、相場は上伸に転じている。
午前の相場は、5月の米雇用統計の発表を翌日に控えた警戒感から売りが先行していた。
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- 2025.06.05 23:08
- 〔米株式〕NYダウ続落、166ドル安=ナスダックも安い(5日午前)
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【ニューヨーク時事】5日午前のニューヨーク株式相場は、米雇用統計の発表を翌日に控え様子見気分が強い中を、続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比166.07ドル安の4万2261.67ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は46.33ポイント安の1万9414.16。
米労働省は翌6日、5月の雇用統計を発表する。ロイター通信がまとめた市場予想では、非農業部門就業者数は前月比13万人増と、伸びは前月(17万7000人増)から減速する見通し。失業率は4.2%と横ばいになると見込まれている。発表を控えて様子見気分が広がる中、ひとまず売りが先行している。
一方、中国国営新華社通信は5日、同国の習近平国家主席とトランプ米大統領が電話会談したと伝えた。会談が明らかになるのは第2次トランプ政権発足後初めて。中国外務省の声明によると、電話会談はトランプ氏が持ちかけたという。トランプ氏はかねてより習氏との会談に意欲を示していた。米中首脳による直接協議が報じられたことを受け、両国の貿易摩擦が緩和されるとの楽観的な見方が広がり、投資家心理の改善につながっている。ただ、会談内容は現時点では明らかにされておらず、市場参加者らは詳細待ちとなっている。
米労働省が朝方発表した新規失業保険申請は、31日までの1週間で前週比8000件増の24万7000件と、2連続の悪化となった。相場への影響は限定的となっている。
ダウ構成銘柄では、7000人の人員削減を発表したプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が下落。JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株も安い。一方、アマゾン・ドット・コムやセールスフォース、マイクロソフトなどハイテク株の一角は底堅く推移している。
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- 2025.06.05 22:41
- 〔米株式〕NYダウもみ合い、1ドル高=ナスダックも高い(5日朝)
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【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク株式相場は、米雇用統計の発表を翌日に控え様子見気分が強く、もみ合いで始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比1.29ドル高の4万2429.03ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は45.72ポイント高の1万9506.21。
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- 2025.06.05 15:50
- 〔東京株式〕反落=円高響く(5日)
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【プライム】日経平均株価の終値は前日比192円96銭安の3万7554円49銭と反落。為替の円高が響き、自動車など輸出関連銘柄の売りが優勢となった。週内に米雇用統計の発表や関税を巡る日米交渉などを控えた警戒感も足かせとなった。半面、米半導体株高を受けた関連銘柄の上昇が日経平均を下支えした。東証株価指数(TOPIX)は28.66ポイント安の2756.47。
61%の銘柄が値下がりし、値上がりは35%。出来高は16億6584万株。売買代金は4兆2166億円。
業種別株価指数(33業種)は海運業や輸送用機器、石油・石炭製品などが下落。金属製品や陸運業などは上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小反落。出来高は4億4803万株。
【グロース】グロースCoreとグロース250はともに反落。
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- 2025.06.05 13:56
- 〔東京株式〕安値圏もみ合い=様子見姿勢広がる(5日後場中盤)
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(13時40分)日経平均株価は下げ幅を幾分拡大し、安値圏でもみ合う展開。市場関係者は「前日に発表された米経済指標が軟調だったことから、6日発表の米雇用統計を控えて様子見姿勢が広がっている」(国内運用会社)との見方を示していた。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比142円42銭安の3万7605円03銭で始まった。前場に引き続き為替の円高が嫌気された軟調な展開で、輸出関連株の値下がりが目立っている。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比88円99銭安の3万7658円46銭と、小幅に下落して終了した。為替の円高が重しとなり、輸出関連銘柄が値下がりした。ただ、米半導体株高を受け関連銘柄が上昇し、指数の下値は限られた。東証株価指数(TOPIX)は21.02ポイント安の2764.11。
54%の銘柄が値下がりし、41%が値上がりした。出来高は7億4408万株、売買代金は1兆9645億円。
業種別株価指数(33業種)は海運業や石油・石炭製品、輸送用機器、銀行業が下落率上位。半面、金属製品や陸運業などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億6210万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに上昇。
(10時10分)日経平均株価は寄り付きからやや下げ幅を縮小した。為替の円高が響き自動車など輸出関連銘柄が下落している半面、前日の米半導体株高に追随し、アドバンテス〈6857〉や東エレク〈8035〉など値がさの半導体関連銘柄が上昇。日経平均を下支えしている。市場関係者は「為替が円安方向に進めば日経平均はプラスに転じる場面もあるかもしれないが、米国と各国との通商交渉の先行き不透明感がある中、大きく上昇していく環境にはない」(大手証券)と話していた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比157円06銭安の3万7590円39銭で始まった。為替の円高を嫌気し、売りが先行している。
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- 2025.06.05 12:38
- 〔東京株式〕軟調=輸出関連株が安い(5日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比142円42銭安の3万7605円03銭で始まった。前場に引き続き為替の円高が嫌気された軟調な展開で、輸出関連株の値下がりが目立っている。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比88円99銭安の3万7658円46銭と、小幅に下落して終了した。為替の円高が重しとなり、輸出関連銘柄が値下がりした。ただ、米半導体株高を受け関連銘柄が上昇し、指数の下値は限られた。東証株価指数(TOPIX)は21.02ポイント安の2764.11。
54%の銘柄が値下がりし、41%が値上がりした。出来高は7億4408万株、売買代金は1兆9645億円。
業種別株価指数(33業種)は海運業や石油・石炭製品、輸送用機器、銀行業が下落率上位。半面、金属製品や陸運業などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億6210万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに上昇。
(10時10分)日経平均株価は寄り付きからやや下げ幅を縮小した。為替の円高が響き自動車など輸出関連銘柄が下落している半面、前日の米半導体株高に追随し、アドバンテス〈6857〉や東エレク〈8035〉など値がさの半導体関連銘柄が上昇。日経平均を下支えしている。市場関係者は「為替が円安方向に進めば日経平均はプラスに転じる場面もあるかもしれないが、米国と各国との通商交渉の先行き不透明感がある中、大きく上昇していく環境にはない」(大手証券)と話していた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比157円06銭安の3万7590円39銭で始まった。為替の円高を嫌気し、売りが先行している。
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- 2025.06.05 11:44
- 〔東京株式〕小幅安=円高が重し(5日前場)
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(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比88円99銭安の3万7658円46銭と、小幅に下落して終了した。為替の円高が重しとなり、輸出関連銘柄が値下がりした。ただ、米半導体株高を受け関連銘柄が上昇し、指数の下値は限られた。東証株価指数(TOPIX)は21.02ポイント安の2764.11。
54%の銘柄が値下がりし、41%が値上がりした。出来高は7億4408万株、売買代金は1兆9645億円。
業種別株価指数(33業種)は海運業や石油・石炭製品、輸送用機器、銀行業が下落率上位。半面、金属製品や陸運業などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億6210万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreはともに上昇。
(10時10分)日経平均株価は寄り付きからやや下げ幅を縮小した。為替の円高が響き自動車など輸出関連銘柄が下落している半面、前日の米半導体株高に追随し、アドバンテス〈6857〉や東エレク〈8035〉など値がさの半導体関連銘柄が上昇。日経平均を下支えしている。市場関係者は「為替が円安方向に進めば日経平均はプラスに転じる場面もあるかもしれないが、米国と各国との通商交渉の先行き不透明感がある中、大きく上昇していく環境にはない」(大手証券)と話していた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比157円06銭安の3万7590円39銭で始まった。為替の円高を嫌気し、売りが先行している。
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- 2025.06.05 10:15
- 〔東京株式〕下げ幅縮小=半導体株が下支え(5日前場中盤)
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(10時10分)日経平均株価は寄り付きからやや下げ幅を縮小した。為替の円高が響き自動車など輸出関連銘柄が下落している半面、前日の米半導体株高に追随し、アドバンテス〈6857〉や東エレク〈8035〉など値がさの半導体関連銘柄が上昇。日経平均を下支えしている。市場関係者は「為替が円安方向に進めば日経平均はプラスに転じる場面もあるかもしれないが、米国と各国との通商交渉の先行き不透明感がある中、大きく上昇していく環境にはない」(大手証券)と話していた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比157円06銭安の3万7590円39銭で始まった。為替の円高を嫌気し、売りが先行している。
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- 2025.06.05 09:04
- 〔東京株式〕売り先行=円高を嫌気(5日前場寄り付き)
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(寄り付き)日経平均株価は前日比157円06銭安の3万7590円39銭で始まった。為替の円高を嫌気し、売りが先行している。
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- 2025.06.05 06:02
- 〔米株式〕ダウ5日ぶり反落、91ドル安=雇用悪化を懸念(4日)
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【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク株式相場は、米雇用情勢と景況感の悪化を示唆する経済指標が重しとなり、5営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比91.90ドル安の4万2427.74ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は61.53ポイント高の1万9460.49で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6119万株減の10億3217万株。
米民間雇用調査会社ADPが発表した5月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数が前月比3万7000人増と、市場予想(11万人増=ロイター通信調べ)を大幅に下回った。米サプライ管理協会(ISM)が公表した5月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)も予想に届かなかった。米政権の高関税政策を巡る不透明感が漂う中、労働市場や景気先行きに対する警戒感から金融株などが売られた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)では、経済活動がわずかに低下したとの内容が嫌気され、プラス圏で推移していたダウは引けにかけて売りが先行した。
ダウ構成銘柄は、ゴールドマン・サックスが0.8%安、シェブロンが1.6%安、ウォルマートが0.6%安。メルクは1.5%高、アマゾン・ドット・コムは0.7%高、エヌビディアは0.5%高だった。
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- 2025.06.05 05:14
- 〔米株式〕ダウ5日ぶり反落、91ドル安=雇用弱含み懸念(4日)
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【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク株式相場は、米雇用情勢の弱含みや景況感悪化を示唆する経済指標が重しとなり、5営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比91.90ドル安の4万2427.74ドル(暫定値)で終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は61.53ポイント高の1万9460.49で引けた。
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- 2025.06.04 23:36
- 〔米株式〕NYダウ続伸、58ドル高=ナスダックも高い(4日午前)
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【ニューヨーク時事】4日午前のニューヨーク株式相場は、前日まで4連騰した勢いが継続し、続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時16分現在、前日終値比58.75ドル高の4万2578.39ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は41.76ポイント高の1万9440.72。
ダウは前日までの4営業日で400ドル余り上伸。ハイテク銘柄に旺盛な買いが入ったほか、米政権がトランプ米大統領と中国の習近平国家主席による電話会談が今週「すぐに」行われる見通しと伝えたことなどがリスク投資意欲を支えた。ダウはこの日、買い地合いを維持して始まり、一時125ドル高となった。
ただ、米労働市場の減速とサービス業の景況感悪化を示唆する経済指標が投資家心理の重しとなり、上値は抑えられている。米民間雇用サービス会社ADPが朝方発表した5月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数は前月比3万7000人増(前月6万人増)と、増加幅は2023年3月以来、2年2カ月ぶりの低水準となった。市場予想(11万人増=ロイター通信調べ)も下回った。米サプライ管理協会(ISM)がこの後、発表した5月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は49.9と、市場予想(52.0)を下回った。指数が景況拡大と縮小の分岐点である50を割り込むのは24年6月以来11カ月ぶりとなった。
個別銘柄では、メルク、アップルがいずれも1%超高となり、ダウ平均の上げを先導している。米金融大手ウェルズ・ファーゴは約2%高。米連邦準備制度理事会(FRB)がウェルズに課していた資産保有上限を撤廃を発表したことが好感された。一方、ディスカントストア大手のダラー・ツリーは10%急落。5〜7月期の調整済み利益は関税政策の影響で、前年同期比で最大50%減少する可能性があるとの弱気な見通しに失望売りが殺到している。
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- 2025.06.04 22:40
- 〔米株式〕NYダウ続伸、97ドル高=ナスダックも高い(4日朝)
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【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク株式相場は、前日まで4連騰した勢いが継続し、続伸して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比97.41ドル高の4万2617.05ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は60.71ポイント高の1万9459.67。
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- 2025.06.04 15:56
- 〔東京株式〕4日ぶり反発=米株高、円安受け(4日)
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【プライム】日経平均株価は前日比300円64銭高の3万7747円45銭と、4営業日ぶりに反発した。米ハイテク株高を受けて半導体関連株が上昇。前日までの3営業日で1000円近く下落した反動や、円安を支えに終始買いが優勢の展開となった。東証株価指数(TOPIX)は14.02ポイント高の2785.13。
62%の銘柄が値上がりし、33%が値下がりした。出来高は16億2762万株、売買代金は4兆0854億円。
業種別株価指数(33業種)は、パルプ・紙、石油・石炭製品、その他製品などが上昇。ゴム製品、金属製品、不動産業などが下落した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高3億7981万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続伸。
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- 2025.06.04 13:56
- 〔東京株式〕こう着=米中会談控え様子見も(4日後場中盤)
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(13時37分)日経平均株価はこう着。後場に入り新たな材料に欠け、狭いレンジで方向感なくもみ合っている。
米国株高や前日まで3日続落していた反発などで寄り付きから高く始まったものの、買い一巡後は3万7800円近辺での推移が続いている。米中首脳による電話会談が週内に行われる見通しだとされ、「行方を見極めたい」(中堅証券)と様子見姿勢が強まっているようだ。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比367円11銭高の3万7813円92銭で始まった。午前の流れを引き継ぎ、前場終値からほぼ横ばいで推移している。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比387円85銭高の3万7834円66銭と堅調。米国ハイテク株高の流れを引き継ぎ、半導体関連株などが買われ指数をけん引。米経済の底堅さを背景に為替が前日に比べ円安となっていることも相場全体を下支えした。東証株価指数(TOPIX)は、20.09ポイント高の2791.20。
76%の銘柄が値上がりし、21%が値下がりした。出来高は7億4786万株、売買代金は1兆9140億円。
業種別株価指数(33業種)は、パルプ・紙、精密機器、その他製品などが上昇。ゴム製品、金属製品、陸運業が下落した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億0676万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続伸。
(10時15分)日経平均株価は、寄り付きから幅広く物色され一時前日比400円超高まで上昇した。その後はやや値を下げもみ合っている。
米国ハイテク株高の流れを引き継ぎ、東京市場でもアドバンテス〈6857〉などの半導体関連株が指数をけん引。「米国の堅調な雇用が確認され、米経済を底堅いとみて円安が進んだ」(大手証券)こともあり、買いが優勢の展開が続いている。
(寄り付き)日経平均株価は前日比239円85銭高の3万7686円66銭と上昇して始まった。堅調だった前日の米国株式市場の流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となっている。
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- 2025.06.04 12:40
- 〔東京株式〕前場比横ばい=午前の流れ引き継ぐ(4日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比367円11銭高の3万7813円92銭で始まった。午前の流れを引き継ぎ、前場終値からほぼ横ばいで推移している。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比387円85銭高の3万7834円66銭と堅調。米国ハイテク株高の流れを引き継ぎ、半導体関連株などが買われ指数をけん引。米経済の底堅さを背景に為替が前日に比べ円安となっていることも相場全体を下支えした。東証株価指数(TOPIX)は、20.09ポイント高の2791.20。
76%の銘柄が値上がりし、21%が値下がりした。出来高は7億4786万株、売買代金は1兆9140億円。
業種別株価指数(33業種)は、パルプ・紙、精密機器、その他製品などが上昇。ゴム製品、金属製品、陸運業が下落した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億0676万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続伸。
(10時15分)日経平均株価は、寄り付きから幅広く物色され一時前日比400円超高まで上昇した。その後はやや値を下げもみ合っている。
米国ハイテク株高の流れを引き継ぎ、東京市場でもアドバンテス〈6857〉などの半導体関連株が指数をけん引。「米国の堅調な雇用が確認され、米経済を底堅いとみて円安が進んだ」(大手証券)こともあり、買いが優勢の展開が続いている。
(寄り付き)日経平均株価は前日比239円85銭高の3万7686円66銭と上昇して始まった。堅調だった前日の米国株式市場の流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となっている。
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- 2025.06.04 11:46
- 〔東京株式〕堅調=米株高、円安で(4日前場)
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(前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比387円85銭高の3万7834円66銭と堅調。米国ハイテク株高の流れを引き継ぎ、半導体関連株などが買われ指数をけん引。米経済の底堅さを背景に為替が前日に比べ円安となっていることも相場全体を下支えした。東証株価指数(TOPIX)は、20.09ポイント高の2791.20。
76%の銘柄が値上がりし、21%が値下がりした。出来高は7億4786万株、売買代金は1兆9140億円。
業種別株価指数(33業種)は、パルプ・紙、精密機器、その他製品などが上昇。ゴム製品、金属製品、陸運業が下落した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億0676万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続伸。
(10時15分)日経平均株価は、寄り付きから幅広く物色され一時前日比400円超高まで上昇した。その後はやや値を下げもみ合っている。
米国ハイテク株高の流れを引き継ぎ、東京市場でもアドバンテス〈6857〉などの半導体関連株が指数をけん引。「米国の堅調な雇用が確認され、米経済を底堅いとみて円安が進んだ」(大手証券)こともあり、買いが優勢の展開が続いている。
(寄り付き)日経平均株価は前日比239円85銭高の3万7686円66銭と上昇して始まった。堅調だった前日の米国株式市場の流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となっている。
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- 2025.06.04 10:25
- 〔東京株式〕一時400円超高=米株高、円安で(4日前場中盤)
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(10時15分)日経平均株価は、寄り付きから幅広く物色され一時前日比400円超高まで上昇した。その後はやや値を下げもみ合っている。
米国ハイテク株高の流れを引き継ぎ、東京市場でもアドバンテス〈6857〉などの半導体関連株が指数をけん引。「米国の堅調な雇用が確認され、米経済を底堅いとみて円安が進んだ」(大手証券)こともあり、買いが優勢の展開が続いている。
(寄り付き)日経平均株価は前日比239円85銭高の3万7686円66銭と上昇して始まった。堅調だった前日の米国株式市場の流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となっている。
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- 2025.06.04 09:06
- 〔東京株式〕上昇スタート=米株高で(4日前場寄り付き)
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(寄り付き)日経平均株価は前日比239円85銭高の3万7686円66銭と上昇して始まった。堅調だった前日の米国株式市場の流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となっている。
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- 2025.06.04 05:40
- 〔米株式〕NYダウ4日続伸、214ドル高=ナスダックも高い(3日)
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【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク株式相場は半導体関連の銘柄主導で、4営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比214.16ドル高の4万2519.64ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は156.35ポイント高の1万9398.96で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3991万株増の10億9336万株。
米政権は3日、トランプ大統領と中国の習近平国家主席の電話会談について、「すぐに」行われると明らかにした。市場関係者は米国と中国などとの通商交渉が今後進展することを期待しており、相場を下支えした。
一方で経済協力開発機構(OECD)は3日発表した最新の経済見通しで、2025年の世界全体の成長率を2.9%と、3月の前回予測から0.2ポイント引き下げた。米政権の高関税政策による経済の先行き不透明感は根強く、投資家心理を圧迫。寄り付き後は売りが出やすい地合いとなっていた。
この日はハイテク株が堅調で、エヌビディアは2.8%高となった。ブロードコムは3%超上昇。今週発表予定の決算に期待が集まっている。また同社はこの日、人工知能(AI)の高速化を目的とした最新製品の出荷を開始したと発表した。
そのほかの個別銘柄では、キャタピラーは1.4%高、ナイキは1.3%高。ダラー・ゼネラルは15%超上伸。同社は四半期決算をこの日発表し、通期の業績予想を引き上げた。一方でユナイテッドヘルス・グループ、コカ・コーラはそれぞれ1%超安。アマゾンは0.5%安だった。
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- 2025.06.04 02:16
- 〔米株式〕NYダウ上伸に転じる、191ドル高=ナスダックも高い(3日午後1時)
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【ニューヨーク時事】3日午後のニューヨーク株式相場は、米半導体関連の銘柄主導で、プラス圏に浮上している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午後1時現在、前日終値比191.52ドル高の4万2497.00ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は199.61ポイント高の1万9442.22。
OECDは3日発表した最新の経済見通しで、2025年の世界全体の成長率を2.9%と、3月の前回予測から0.2ポイント引き下げた。米高関税政策に伴い経済の先行き不透明感が強まり、景況感の悪化により「貿易・投資の抑制を招く」と指摘した。これが投資家心理を圧迫し、寄り付き後は売りが出やすい地合いとなっていた。
一方、ロイター通信が確認した草案文書で、米政権が複数の貿易相手国に対し、最善の貿易交渉案を4日までに提示するよう求めていることが分かった。米政権は相手国・地域に設定した相互関税の上乗せ分を90日間停止中で、その期限が7月上旬に迫る中、協議を加速させ、合意にこぎ着けたい思惑がある。米国は各国からの回答を数日以内に評価し、相互関税の税率を含めた着地点を示す予定という。米中首脳による通商協議も含め、米国と貿易相手国の関税措置を巡る交渉進展が注視されており、様子見姿勢も強く、不安定な値動きとなっていた。
午後に入ると、米半導体株を中心に買いが集まり、ダウはプラスに転じている。米半導体大手ブロードコムが3日、人工知能(AI)の高速化を目的とした最新のネットワーク半導体の出荷を開始したと発表。同社株は2%超高で推移している。ダウ構成銘柄の米半導体大手エヌビディアは3%超高となっている。
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- 2025.06.03 23:18
- 〔米株式〕NYダウ小動き、57ドル安=ナスダックは高い(3日午前)
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【ニューヨーク時事】3日午前のニューヨーク株式相場は、経済協力開発機構(OECD)が今年の世界成長率見通しを下方修正したことが上値を抑え、小動きとなっている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時5分現在、前日終値比57.27ドル安の4万2248.21ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は85.32ポイント高の1万9327.93。
OECDは3日発表した最新の経済見通しで、2025年の世界全体の成長率を2.9%と、3月の前回予測から0.2ポイント引き下げた。米高関税政策に伴い経済の先行き不透明感が強まり、景況感の悪化により「貿易・投資の抑制を招く」と指摘した。これが投資家心理を圧迫している。
一方、ロイター通信が確認した草案文書で、米政権が複数の貿易相手国に対し、最善の貿易交渉案を4日までに提示するよう求めていることが分かった。米政権は相手国・地域に設定した相互関税の上乗せ分を90日間停止中で、その期限が7月上旬に迫る中、協議を加速させ、合意にこぎ着けたい思惑がある。米国は各国からの回答を数日以内に評価し、相互関税の税率を含めた着地点を示す予定という。米中首脳による通商協議も含め、米国と貿易相手国の関税措置を巡る交渉進展が注視されており、様子見姿勢も強い。
米労働省が午前発表した4月の米雇用動態調査(JOLTS)では、非農業部門の求人数は前月比19万1000件増の739万1000件と、市場予想(ロイター通信調べ)の710万件を上回った。市場の反応は今のところ限られている。
ダウ構成銘柄をみると、コカ・コーラやトラベラーズなどが下げている。一方、個別銘柄では、メタ(旧フェイスブック)と電力供給を巡る契約を交わしたコンステレーション・エナジーが5%超高となっている。
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- 2025.06.03 22:40
- 〔米株式〕NYダウ小動き、34ドル高=ナスダックは安い(3日朝)
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【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク株式相場は、経済協力開発機構(OECD)が今年の世界成長率見通しを下方修正したことが上値を抑え、小動きで始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比34.19ドル高の4万2339.67ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は1.45ポイント安の1万9241.16。
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- 2025.06.03 13:55
- 〔東京株式〕小動き=材料難続く(3日後場中盤)
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(13時40分)日経平均株価は小動き。手掛かりがなく売り買いともに積極的な動きは見られない。市場関係者は、既に株価は高値の水準にあるとし、一段と水準を切り上げるには「米関税政策を巡る協議の進展など、追加材料が必要になる」(国内運用会社)と話していた。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比57円32銭高の3万7527円99銭で始まった。前場に続き、半導体など値がさ株が上昇しているが、新規の手掛かり材料に乏しく、日経平均は前場終値から横ばいとなっている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比76円18銭高の3万7546円85銭と小幅に上昇した。米ハイテク株高を好感して、半導体関連など値がさ株が買われた。前場寄り付きと比べて円安に振れたことも指数の支えとなった。一方で、米株先物の時間外取引が軟調だったことが投資家心理の重しとなり、上値は限定的だった。東証株価指数(TOPIX)は3.31ポイント安の2773.98。
33%の銘柄が値上がりし、63%が値下がりした。出来高は7億8401万株、売買代金は1兆9831億円。
業種別株価指数(33業種)は、鉱業、機械、パルプ・紙などが上昇。下落は電気・ガス業、不動産業、輸送用機器など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高2億8028万株。
【グロース】グロース250は続伸。グロースCoreは小幅高。
(10時15分)日経平均株価は小幅高で推移している。ファーストリテ〈9983〉や半導体関連など値がさ株の一角がけん引する一方で、ドル安・円高が重しとなり、輸送用機器など輸出関連株は下落している。東証プライム市場の騰落率でも値下がり銘柄が約6割を占め、売りが優勢となっている。
市場関係者は「10年物国債の金利上昇や、米株先物の時間外取引が軟調なことも投資家心理の重しになっている」(大手証券)と指摘していた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比127円64銭高の3万7598円31銭と上昇して始まった。米国株式市場が堅調に推移したため、前日までに下げた銘柄に買い戻しが入っている。
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- 2025.06.03 12:39
- 〔東京株式〕横ばい=手掛かり材料難で(3日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比57円32銭高の3万7527円99銭で始まった。前場に続き、半導体など値がさ株が上昇しているが、新規の手掛かり材料に乏しく、日経平均は前場終値から横ばいとなっている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比76円18銭高の3万7546円85銭と小幅に上昇した。米ハイテク株高を好感して、半導体関連など値がさ株が買われた。前場寄り付きと比べて円安に振れたことも指数の支えとなった。一方で、米株先物の時間外取引が軟調だったことが投資家心理の重しとなり、上値は限定的だった。東証株価指数(TOPIX)は3.31ポイント安の2773.98。
33%の銘柄が値上がりし、63%が値下がりした。出来高は7億8401万株、売買代金は1兆9831億円。
業種別株価指数(33業種)は、鉱業、機械、パルプ・紙などが上昇。下落は電気・ガス業、不動産業、輸送用機器など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高2億8028万株。
【グロース】グロース250は続伸。グロースCoreは小幅高。
(10時15分)日経平均株価は小幅高で推移している。ファーストリテ〈9983〉や半導体関連など値がさ株の一角がけん引する一方で、ドル安・円高が重しとなり、輸送用機器など輸出関連株は下落している。東証プライム市場の騰落率でも値下がり銘柄が約6割を占め、売りが優勢となっている。
市場関係者は「10年物国債の金利上昇や、米株先物の時間外取引が軟調なことも投資家心理の重しになっている」(大手証券)と指摘していた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比127円64銭高の3万7598円31銭と上昇して始まった。米国株式市場が堅調に推移したため、前日までに下げた銘柄に買い戻しが入っている。
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- 2025.06.03 11:52
- 〔東京株式〕小幅上昇=米ハイテク株高で(3日前場)
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(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比76円18銭高の3万7546円85銭と小幅に上昇した。米ハイテク株高を好感して、半導体関連など値がさ株が買われた。前場寄り付きと比べて円安に振れたことも指数の支えとなった。一方で、米株先物の時間外取引が軟調だったことが投資家心理の重しとなり、上値は限定的だった。東証株価指数(TOPIX)は3.31ポイント安の2773.98。
33%の銘柄が値上がりし、63%が値下がりした。出来高は7億8401万株、売買代金は1兆9831億円。
業種別株価指数(33業種)は、鉱業、機械、パルプ・紙などが上昇。下落は電気・ガス業、不動産業、輸送用機器など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高2億8028万株。
【グロース】グロース250は続伸。グロースCoreは小幅高。
(10時15分)日経平均株価は小幅高で推移している。ファーストリテ〈9983〉や半導体関連など値がさ株の一角がけん引する一方で、ドル安・円高が重しとなり、輸送用機器など輸出関連株は下落している。東証プライム市場の騰落率でも値下がり銘柄が約6割を占め、売りが優勢となっている。
市場関係者は「10年物国債の金利上昇や、米株先物の時間外取引が軟調なことも投資家心理の重しになっている」(大手証券)と指摘していた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比127円64銭高の3万7598円31銭と上昇して始まった。米国株式市場が堅調に推移したため、前日までに下げた銘柄に買い戻しが入っている。
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- 2025.06.03 10:18
- 〔東京株式〕小幅高=値がさ株がけん引(3日前場中盤)
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(10時15分)日経平均株価は小幅高で推移している。ファーストリテ〈9983〉や半導体関連など値がさ株の一角がけん引する一方で、ドル安・円高が重しとなり、輸送用機器など輸出関連株は下落している。東証プライム市場の騰落率でも値下がり銘柄が約6割を占め、売りが優勢となっている。
市場関係者は「10年物国債の金利上昇や、米株先物の時間外取引が軟調なことも投資家心理の重しになっている」(大手証券)と指摘していた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比127円64銭高の3万7598円31銭と上昇して始まった。米国株式市場が堅調に推移したため、前日までに下げた銘柄に買い戻しが入っている。
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- 2025.06.03 09:08
- 〔東京株式〕上昇スタート=米株堅調で(3日前場寄り付き)
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(寄り付き)日経平均株価は前日比127円64銭高の3万7598円31銭と上昇して始まった。米国株式市場が堅調に推移したため、前日までに下げた銘柄に買い戻しが入っている。
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- 2025.06.03 06:00
- 〔米株式〕ダウ3日続伸、35ドル高=ナスダックも上昇(2日)
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【ニューヨーク時事】週明け2日のニューヨーク株式相場は米中首脳による通商協議の開催の行方に注目が集まる中、3営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比35.41ドル高の4万2305.48ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は128.84ポイント高の1万9242.61で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比10億3766万株減の10億5345万株。
米政権は2日、トランプ大統領と中国の習近平国家主席の電話会談が今週にも行われると明らかにした。中国がレアアース(希土類)など重要鉱物の輸出規制を続けていることに、米側は反発。両首脳の会談で打開の余地を探るとみられる。
ただ、米国と中国などとの貿易交渉を巡る先行き不透明感は相場の重荷となっている。トランプ氏は5月30日、米国が輸入する鉄鋼・アルミニウムに課す追加関税を現行の2倍となる50%に引き上げる意向を表明。関税の引き上げ方針を受けて、この日はニューコア、クリーブランド・クリフスなどの鉄鋼関連銘柄が大幅高となった。一方で、ゼネラル・モーターズ(GM)やフォードは下げた。
半導体株は堅調で、エヌビディアは2%超高。アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)やインテルなども上昇した。
そのほかの個別銘柄は、ナイキは2.3%高、ウォルマートは1.1%高。一方でキャタピラーは1.0%安、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は1.2%安だった。
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- 2025.06.02 23:29
- 〔米株式〕NYダウ反落、326ドル安=ナスダックも安い(2日午前)
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【ニューヨーク時事】週明け2日午前のニューヨーク株式市場は、トランプ米政権の関税政策への懸念を背景に売りが先行し、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時10分現在、前週末終値比326.16ドル安の4万1943.91ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は66.45ポイント安の1万9047.32。
トランプ米大統領は5月30日、米国内鉄鋼業の一段の振興を狙い、鉄鋼・アルミニウムに課す追加関税を現行の2倍となる50%に引き上げ、6月4日に発動する意向を明らかにした。トランプ氏はこれに先立ち、「中国が米国との(貿易に関する)合意に完全に違反した」とし、中国に対して厳しい措置を取る可能性も示唆した。これに対し、中国商務省は1日、「事実無根」と反論。ベセント米財務長官は1日にトランプ氏が中国の習近平国家主席と電話会談する見通しを示しているものの、米関税政策や米中間の貿易協議の進展を巡る警戒感が強まり、売りが強まった。
また、米サプライ管理協会(ISM)が2日発表した5月の製造業購買担当者景況指数(ISM)は48.5(前月48.7)と、市場予想(49.3=ロイター通信調べ)を下回ったことも圧迫要因となっている。
個別銘柄では、エヌビディア、ユナイテッドヘルス・グループのほか、シェブロンが買われている。一方で、ホーム・デポ、キャタピラー、スリーエム(3M)が安い。ダウ構成銘柄以外では、トランプ氏による鉄鋼・アルミ関税の引き上げ表明を受けて、ニューコア、クリーブランド・クリフスなどの鉄鋼関連銘柄が大幅高となっている。
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- 2025.06.02 22:40
- 〔米株式〕NYダウ反落、137ドル安=ナスダックは高い(2日朝)
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【ニューヨーク時事】週明け2日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権の関税政策への懸念を背景に売りが先行し、反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前週末終値比137.25ドル安の4万2132.82ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は39.51ポイント高の1万9153.28。
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- 2025.06.02 15:44
- 〔東京株式〕大幅続落=利益確定売りで(2日)
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【プライム】日経平均株価の終値は前営業日比494円43銭安の3万7470円67銭と大幅続落。米通商政策への警戒感が意識され買いが入りにくい中、幅広い銘柄が値下がりした。前週、日経平均は上昇が目立ったためその反動による利益確定売りも出た。個人主体の相場で売買代金は伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)は、24.28ポイント安の2777.29。
62%の銘柄が値下がりし、34%が値上がりした。出来高は17億0043万株、売買代金は3兆8398億円。
業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、精密機器、ゴム製品などが下落。上昇は建設業、保険業、倉庫・運輸関連業など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高3億5395万株。
【グロース】グロース250は強含み、グロースCoreは反落。
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- 2025.06.02 13:38
- 〔東京株式〕安値もみ合い=材料難で買い手控え(2日後場中盤)
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(13時35分)日経平均株価は安値圏でもみ合っている。米中貿易摩擦と米通商政策への懸念から引き続き売り優勢となっている。市場では「取引時間中は新規材料に乏しく買いが手控えられている」(大手証券)との声が聞かれた。売買代金も伸び悩み、先の市場関係者は「きょうは1日の商いが4兆円に到達するかどうかというペースだ」と話していた。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比615円09銭安の3万7350円01銭で始まり、前場に引き続き安値圏での推移となっている。米通商政策への懸念が重しとなり、利益確定売りに押され下げ幅を広げている。
(前引け)【プライム】米通商政策への警戒感が重しとなり幅広い銘柄が売られた。朝方に比べて、為替が若干円高に振れたことも売りを誘い自動車や半導体など輸出関連株の値下がりが目立った。日経平均株価の午前の終値は前営業日比551円08銭安の3万7414円02銭と大幅安。東証株価指数(TOPIX)は、27.90ポイント安の2773.67。
65%の銘柄が値下がりし、30%が値上がりした。出来高は8億0611万株、売買代金は1兆8510億円。
業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、精密機器、海運業などが下落。上昇は建設業、倉庫・運輸関連業、パルプ・紙。
【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高2億0460万株。
【グロース】グロース250は堅調。グロースCoreは弱含み。
(10時15分)日経平均株価は朝方に比べて下げ幅を拡大し、一時前営業日比500円超安となる場面が見られた。米国の通商政策の不確実性が意識され、値がさ株が軒並み売られている。市場では「先週、日経平均が1000円以上上昇した反動による利益確定売りも出ている」(銀行系証券)との声が聞かれた。
一方、建設業や不動産業など内需関連株の一角は買われ相場を下支えしている。市場関係者は「関税リスクの高い輸出関連に資金を回せない投資家が、業界環境の良い内需株に消去法的な買いを入れている」(同)とみていた。
(寄り付き)日経平均株価は前営業日比313円92銭安の3万7651円18銭と下落して始まった。米中貿易摩擦への懸念が高まる中、トランプ米大統領は30日に鉄鋼・アルミニウムの追加関税を50%に引き上げると発表。米国の通商政策への不安感が投資家心理を悪化させ、幅広い銘柄が売られている。
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- 2025.06.02 12:37
- 〔東京株式〕600円超安=利益確定売り(2日後場寄り付き)
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(後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比615円09銭安の3万7350円01銭で始まり、前場に引き続き安値圏での推移となっている。米通商政策への懸念が重しとなり、利益確定売りに押され下げ幅を広げている。
(前引け)【プライム】米通商政策への警戒感が重しとなり幅広い銘柄が売られた。朝方に比べて、為替が若干円高に振れたことも売りを誘い自動車や半導体など輸出関連株の値下がりが目立った。日経平均株価の午前の終値は前営業日比551円08銭安の3万7414円02銭と大幅安。東証株価指数(TOPIX)は、27.90ポイント安の2773.67。
65%の銘柄が値下がりし、30%が値上がりした。出来高は8億0611万株、売買代金は1兆8510億円。
業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、精密機器、海運業などが下落。上昇は建設業、倉庫・運輸関連業、パルプ・紙。
【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高2億0460万株。
【グロース】グロース250は堅調。グロースCoreは弱含み。
(10時15分)日経平均株価は朝方に比べて下げ幅を拡大し、一時前営業日比500円超安となる場面が見られた。米国の通商政策の不確実性が意識され、値がさ株が軒並み売られている。市場では「先週、日経平均が1000円以上上昇した反動による利益確定売りも出ている」(銀行系証券)との声が聞かれた。
一方、建設業や不動産業など内需関連株の一角は買われ相場を下支えしている。市場関係者は「関税リスクの高い輸出関連に資金を回せない投資家が、業界環境の良い内需株に消去法的な買いを入れている」(同)とみていた。
(寄り付き)日経平均株価は前営業日比313円92銭安の3万7651円18銭と下落して始まった。米中貿易摩擦への懸念が高まる中、トランプ米大統領は30日に鉄鋼・アルミニウムの追加関税を50%に引き上げると発表。米国の通商政策への不安感が投資家心理を悪化させ、幅広い銘柄が売られている。
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- 2025.06.02 11:44
- 〔東京株式〕大幅安=米通商政策を警戒(2日前場)
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(前引け)【プライム】米通商政策への警戒感が重しとなり幅広い銘柄が売られた。朝方に比べて、為替が若干円高に振れたことも売りを誘い自動車や半導体など輸出関連株の値下がりが目立った。日経平均株価の午前の終値は前営業日比551円08銭安の3万7414円02銭と大幅安。東証株価指数(TOPIX)は、27.90ポイント安の2773.67。
65%の銘柄が値下がりし、30%が値上がりした。出来高は8億0611万株、売買代金は1兆8510億円。
業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、精密機器、海運業などが下落。上昇は建設業、倉庫・運輸関連業、パルプ・紙。
【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高2億0460万株。
【グロース】グロース250は堅調。グロースCoreは弱含み。
(10時15分)日経平均株価は朝方に比べて下げ幅を拡大し、一時前営業日比500円超安となる場面が見られた。米国の通商政策の不確実性が意識され、値がさ株が軒並み売られている。市場では「先週、日経平均が1000円以上上昇した反動による利益確定売りも出ている」(銀行系証券)との声が聞かれた。
一方、建設業や不動産業など内需関連株の一角は買われ相場を下支えしている。市場関係者は「関税リスクの高い輸出関連に資金を回せない投資家が、業界環境の良い内需株に消去法的な買いを入れている」(同)とみていた。
(寄り付き)日経平均株価は前営業日比313円92銭安の3万7651円18銭と下落して始まった。米中貿易摩擦への懸念が高まる中、トランプ米大統領は30日に鉄鋼・アルミニウムの追加関税を50%に引き上げると発表。米国の通商政策への不安感が投資家心理を悪化させ、幅広い銘柄が売られている。
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- 2025.06.02 10:22
- 〔東京株式〕下げ幅拡大=値がさ株に売り、内需の一角には買い(2日前場中盤)
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(10時15分)日経平均株価は朝方に比べて下げ幅を拡大し、一時前営業日比500円超安となる場面が見られた。米国の通商政策の不確実性が意識され、値がさ株が軒並み売られている。市場では「先週、日経平均が1000円以上上昇した反動による利益確定売りも出ている」(銀行系証券)との声が聞かれた。
一方、建設業や不動産業など内需関連株の一角は買われ相場を下支えしている。市場関係者は「関税リスクの高い輸出関連に資金を回せない投資家が、業界環境の良い内需株に消去法的な買いを入れている」(同)とみていた。
(寄り付き)日経平均株価は前営業日比313円92銭安の3万7651円18銭と下落して始まった。米中貿易摩擦への懸念が高まる中、トランプ米大統領は30日に鉄鋼・アルミニウムの追加関税を50%に引き上げると発表。米国の通商政策への不安感が投資家心理を悪化させ、幅広い銘柄が売られている。
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- 2025.06.02 09:04
- 〔東京株式〕下落スタート=米通商政策懸念が重荷(2日前場寄り付き)
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(寄り付き)日経平均株価は前営業日比313円92銭安の3万7651円18銭と下落して始まった。米中貿易摩擦への懸念が高まる中、トランプ米大統領は30日に鉄鋼・アルミニウムの追加関税を50%に引き上げると発表。米国の通商政策への不安感が投資家心理を悪化させ、幅広い銘柄が売られている。